ひとくちに「ゴルフ留学」と言っても様々な期間・形態の留学の仕方があります。
一週間から行ける「サマーキャンプ」や現地の高校に通いながら数年を過ごす「正規留学」まで、多様なプログラムが用意されています。
今回の記事ではゴルフ留学の”王道”とも言える正規留学について詳しく解説してみたいと思います!
そもそも”ゴルフ留学”ってどんな感じなの?
「半分ゴルフ・半分学校」の文武両道な生活
IJGAの場合、午前中は提携校である「モンテバードアカデミー」で勉強をしたのち、午後はみっちりゴルフの練習に打ち込むという生活が日々のスタンダードです。
(午前中ゴルフ・午後学校のパターンもある)
カレッジアスリートとして進学するため、NCAA(全米大学体育協会)に指定されている単位を優先的に履修します。
また、ゴルフでは担当コーチと決めた目標・メニューに沿ってフィジカルトレーニングや打撃練習、ショートゲームの練習を行います。
日本の大学における体育系の推薦は、その生徒の運動能力面に大きな比重が置かれるケースが多いですが、アメリカは”文武両道”が基本。
ゴルフも勉強も高いレベルにいることが良しとされるのです。
IJGAのゴルフ環境は世界最高レベル
IJGAにはゴルフの上達に必要な”すべて”の機能が揃っています。
・芝から打てるドライビングレンジ
・いつでも回れる9ホールのゴルフコース
・広大なショートゲームエリア&パッティンググリーン
・フィジカルトレーニング用のジム
施設環境だけではなく、コーチやトレーニングスタッフもジュニアゴルファーの育成に長けたプロフェッショナル。学生たちは担当コーチと二人三脚で上達の階段を上がっていきます。
また、専属のクラブフィッターも在籍しておりますので、成長段階に応じたクラブの提案などもしてくれます。
週末は試合に参加することも
週末は学校(モンテバードアカデミー)と通常の練習メニューはおやすみ。
もちろんIJGAの施設はすべて利用可能なので、自主練をしたりアクティビティでお出かけをしたりなど、過ごし方は様々です。
また、IJGA内外で行われる試合にも積極的に参加します!
試合に出ること、もっと言えば試合で良い成績を残すことで大学のコーチの目にとまり、推薦をもらいやすくなるのです。
出場する試合に関してはその時のレベルや学年を考慮してコーチがしっかりとプランニングしてくれます。
卒業後は大学へ”カレッジアスリート”として進学。頑張れば奨学金もつく!?
IJGA卒業後の進路、王道は「アメリカの大学への進学」です。
(※日本に帰国してプロゴルファーを目指したり、日本の大学に帰国子女枠で入るという選択肢もあります)
アメリカの大学では、ゴルフ部の練習環境や大学からの支援は日本の比になりません。
ゴルフ部の一員、つまりカレッジアスリートとして4年間を過ごすことは、プロを目指すうえでの修行期間としても非常に有意義なものとなるのです。
事実、アメリカPGAツアーのトップ選手のほとんどが大学のゴルフ部の出身。
有望な選手には奨学金がつきやすいのもアメリカの大学進学における特徴で、授業料とゴルフ部員としての活動費が全額免除される”フルスカラシップ”も夢ではありません。
メリット
総合的なゴルフ力のアップ
上述したようにIJGAには世界最候補のゴルフ練習環境があります。
また、技術だけではなくメンタルパフォーマンスについてのレクチャーがあったりなど、「心・技・体」すべての面でゴルフ力の向上をサポートします。
技術・フィジカル・メンタルのトレーニングと試合での実践、これを繰り返していくことによってゴルファーとして必要なすべての力を手に入れることができます。
一生モノの英語力
IJGAはアメリカのアカデミーですので、当然ながらコミュニケーションの基本は「英語」です。
普段の生活やコーチ・友達とのコミュニケーションのなかで英語が身についていくものもちろんですが、提携校のモンテバードアカデミーでは「ESL」という英語を母国語としない学生のための英語クラスが用意されています。
渡航前の英語力に不安がある方でも、こちらのESLでしっかりとフォローしてくれるので安心してアメリカでの生活に飛び込んでいくことができます。
このような環境の中で数年間アメリカで生活をしていると、気づけば大きく英語力が伸び、世界中のあらゆる人々とコミュニケーションが取れる人材となっているでしょう。
自立(自律)して物事に取り組む力がつく
IJGAでは敷地内にある3ベッドルームの寮で4~6名のハウスメイトと生活を共にします。
食事以外の家事は基本的にすべてハウスメイトと分担して行わなければならず、「自分のことは自分で行う」という習慣がしっかりと身につきます。
また、練習や試合のスケジュールや学習進捗の管理、大学進学の際に候補校選びも”自分主導”で行うため、「自ら考えて決める力」が養われるのも留学の非常に大きなメリットです。
現地の大学への進学
学校・テストの成績とゴルフの成績が一定のラインを超えていれば、アメリカの大学から「カレッジアスリート」として推薦を貰ったうえで進学をすることができます。
成績が良いと大学側から奨学金が受け取ることができ、費用面でも優遇されるケースも多いです。
充実した練習環境の中でさらに高いレベルの選手たちとシノギを削ることはゴルファー人生にとって間違いなくプラスとなるでしょう。
ワールドワイドな人間関係の構築・文化の理解
IJGAには世界各国からトップクラスを目指すジュニアゴルファーが集まってきます。
彼らは「ライバル」であると同時に、同じ目標を持った「仲間」でもあります。
10代のうちから様々な国の人間と友情関係を築けることは、後の人生でも大きな財産となります。
また、人それぞれ生まれた国が違えば持ち合わせるカルチャーも異なります。現代社会において重要と言われる「多様性」をIJGAでは身をもって体感し、そして理解することが求められるのです。
デメリット
費用が掛かる
やはり日本の中学校・高校へ通うよりは費用面の負担は大きくなってしまいます。
しかし、仮に大学進学の際にフルスカラシップ(授業料等全額免除)を得ることができれば、IJGA卒業後の学費はかからないということになります。
在籍中だけではなく、その後も含めたトータルのコストで比較をしてみるといいのではないかと思います。
家族と”物理的な”距離ができる
日本でお子様と親御さんが一緒に暮らしていれば、お子様の微妙な変化に気づきやすいでしょうし、お子様も親御さんに様々な相談をタイムリーにすることができます。
しかし、お子様が単身アメリカに渡るとなるとご家族とどうしても”物理的な”距離が出来てしまいますので、このような緻密なコミュニケーションがどうしても取りづらくなってしまうのは事実です。ただ、現代はLINEなどですぐに連絡を取ることもできますし、zoomなどを使えば顔を見ながらのコミュニケーションもいつでも可能。
物理的な距離はテクノロジーで埋める、ですね。
まとめ
今回の記事ではアメリカへのゴルフ留学(正規留学)のメリット・デメリットについてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
ゴルフ留学では日本で得られない多くのメリットがあることをご理解頂けたと思います。
より詳しいご説明をご希望の方・留学を具体的にご検討されている方は、下記のボタンよりお問い合わせください。
ゴルフ留学は人生の転機となる可能性を秘めた経験です。
「まずはショートステイで体験したい」という方はカスタムキャンプや90daysプログラムのご用意もありますので、併せてお問い合わせください。