タイガー・ウッズが現地時間12/1~12/4に開催されました、自身がホスト役を務めるツアー外競技の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」にて競技復帰しました。実戦への復帰は今年4月に出場した「マスターズ」以来と実に8ヶ月振りです(「マスターズ」は最終日ティーオフ前に棄権)。
結果は出場20名中18位と「良い結果」とは言えないものでしたが、ドライバーショットは300ヤード越えのロングドライブを連発、ショートゲームでも随所に技が光り、ファンを大いに楽しませてくれました。
これまでの幾重に渡るケガなどの困難に直面しても、必ず帰ってくるタイガー・ウッズの姿には大きな尊敬の念を抱かざるを得ません!
ちなみにそんなタイガー・ウッズもカレッジゴルフ出身。
本稿ではそんなタイガーの経歴についてご紹介してみたいと思います!
Eldrick Tiger Woods(エルドリック・タイガー・ウッズ)
(写真出典:tigerwoods.comより引用)
タイガーは1975年に生まれ、カリフォルニア州のサイプレスで育ちました。
スクラッチプレーヤーであった父のアール氏がボールを打つのを見て、生後6か月の時点でゴルフに興味を持ち始めたようです。
3歳の時点で9ホールを48ストロークで回るなど、幼少期からその才能は突出していたと言えます。
1992年(当時16歳)のニッサン・ロサンゼルスオープンにて初のプロツアー出場、その後1994年に名門ゴルフ部のある「スタンフォード大学」に進学します。結果的に彼は2年でスタンフォード大学を中退しプロ転向するわけですが、この2年間でなんと10ものカレッジタイトルを獲得するなど、その活躍はまさに驚異的。在学中も含む3年間でUSアマを3連覇したこともアマチュア時代の特筆すべき成績ですね。
そしてプロ転向後の活躍は言わずもがな。
2000年から2001年にかけてのメジャー4連勝、通称「タイガースラム」の達成など数々の輝かしい成績を残し、今日ここまでにPGAツアー82勝(歴代1位タイ)、メジャー15勝(歴代2位)の記録を残しています。
この記録を達成するまでに、大ケガによる長期離脱やスキャンダルなど、タイガーにとっての「選手生命の危機」は何度も訪れました。
ですが、それでも必ず試合に帰ってきて人々を魅了するプレーをし続ける。まさにプロ中のプロであり、こんな選手はこの先現れないかもしれません。
次戦は親子ペアマッチのPNCチャンピオンシップ(ツアー外競技)に息子のチャーリー君と出場予定のタイガー。
親子での息の合ったプレーに期待しましょう!